2008年06月10日
TBS総務局 広報IRセンター

 TBSは、6月11日(水)から開かれる『Interop2008/IMC Tokyo2008』(千葉県幕張メッセ:11日〜13日)の会場で、TBSが考える次世代放送“Next Generation TV”の方向性について展示形式で提案します。会場では、最新の放送技術を楽しみながら理解していただくために、TBS展示ブースを『TBS学園文化祭』と銘打ち、そこで行なう様々なイベントを通じて、次世代放送に向けた新しい技術を実体験し、学んでもらおうという試みを実施します。

 “次世代放送”展示の第一は、日本初の「NGNテクノロジー」を活用した非圧縮HDによる映像中継実験です。TBSの展示ブース内の仮設スタジオとTBS放送センターを10Gbpsという広帯域回線で結ぶことにより、従来の放送品質をはるかに超えた画質で、5本の1.5Gbps非圧縮ハイビジョンHD-SDI映像信号を同時に伝送するというものです。デモンストレーションでは、仮設スタジオから中継される映像を赤坂サカスの巨大ハイビジョンモニターに映し出すと同時に、赤坂サカス内に設置した2つの中継カメラの非圧縮映像を幕張会場へ伝送、従来の中継システムでは簡単には実現できなかった双方向中継を一本の広帯域回線を利用して実現させる予定です。
 また、今回実験する非圧縮伝送では映像・音声の遅延がないことに加えて、カメラ等の制御やインカム用の連絡回線も同時に、一本の広帯域回線で運用可能なことから、将来、「NGNテクノロジー」を使って、複数の中継ポイントを遠隔運用しながら番組を組み立てるといった新しい制作スタイルも可能になるとTBSでは考えています。

 この他、展示ブースでは、次世代の移動体向け放送も提案します。高画質化・高音質化が進む携帯電話やカーTVに対応する技術をTBSでは検討しています。高画質化ではVGA品質の画質での視聴。高音質化では、僅か64Kbpsの帯域(ワンセグ程度)で高音質な5.1サラウンド放送を実現することができるMPEGサラウンド技術を用いた移動体向けサラウンドのデモンストレーションを松下電器産業(株)の協力で実施します。
 また、通信と放送の連携に関する提案として、パソコン向けのWebサイトを携帯端末向けサイトに変換するサーバソリューション「NetFront® Transcoder」を利用したデモンストレーションを(株)ACCESSの協力で実施します。放送局で制作したWebコンテンツを地上デジタル放送でも有効に活用できるこの技術をワンセグサービスにも応用することで、ワンセグの双方向サービスをさらに充実したものにしようという提案です。

 尚、今回の展示にはNTTコミュニケーションズ(株)、(株)ウェブプロデュースよりご協力をいただいております。

以上