2008年05月28日
TBS総務局 広報IRセンター

 5月28日午後3時より、井上社長による定例記者会見が放送センター20階にある役員大会議室で開かれました。概要は以下のとおりです。

<編成関連>

 今年度の上期視聴率は、第8週を終えて、全日帯7.3%で4位、ゴールデン帯11.4%で4位、プライム帯11.3%で4位と厳しい状況だ。バラエティは苦戦気味だが、4月改編は明るい材料も出てきた。話題のドラマ金曜22時「Around40」は流行語を生み出し、ひとつの世相を捉えたドラマになっていると思う。土曜20時「ROOKIES」は狙ったヤングターゲットに加えて、その親世代も含めて高い支持を得ており、前回は16.4%と、どんどん視聴率が上がっている。土曜19時の「イロモネア」も奮闘しており、新しい芽が出てきたと期待している。7月以降も引き続き話題作を提供していきたいと思う。
 7月の新ドラマは、金曜22時に『魔王』、日曜21時に『Tomorrow』、月曜20時に『あんどーなつ』、土曜20時に『恋空』がスタートする。ドラマが復調してきた勢いをさらに確実にするよう、夏のドラマにも期待したい。
「北京五輪バレーボール世界最終予選」は女子大会が終了し、6勝1敗で北京五輪出場が決まり喜ばしい。フジテレビさんと共同中継は2回目だが、お互いに現場レベルで色々学ぶことも多いようで、連携もうまくいき良かったと思う。平均視聴率も15.3%といい結果で良かった。その他、6月にはサッカー欧州No.1を決める「ユーロ2008」や「女子バレーボールのワールドグランプリ」を中継する。
 6月のTBSの地デジ普及強化月間の取り組みとして、情報番組を中心に、地上デジタル放送の普及促進のための告知、PRをしっかりと展開していく。TBSラジオでも特集や、地デジオリジナルスポットを6月に集中投下する予定。

<緊急地震速報について>

 緊急地震速報は「すでに揺れてから」出た速報だったため、速報による混乱は無かったが、緊急地震速報の役割は果たせなかった。TBSでは6月から気象庁の情報がスルーでオンエアされる“自動化”に切り替えてタイムラグをなくす予定だ。

<赤坂サカス関連>

 赤坂サカスでは夏休みに、「夏Sacas‘08」と題したイベントに全社を挙げて取り組むことにしており、本日付で社内横断プロジェクト・チームを立ち上げた。7月18日から8月31日までの45日を予定しており、「ルーキーズ」などの人気番組のブースや「夏」という季節観を大切にした会場の設営や夏らしいフード・サービスの提供なども予定している。

<2007年度決算総括および営業関連>

 大変厳しい結果だった。特に下期に入り、サブプライムローンや原油高などの問題でテレビの広告市況が冷え込んだうえ、TBSの視聴率低迷というのが重なり、厳しい決算だった。株を売却したため当期利益では増益だったが、営業と経常と共に減益となった。
 スポットに関しては良くない。4月から5月の動向をみると、この状況は今しばらく続くかとも思う。6月7月も読みにくい状況だ。オリンピックセールスは、一時期の予想より悪くないと聞いており期待したいと思う。また、赤坂サカスで営業関連イベントについても、スポンサーさんにご好評頂いており、2008年度の収益に貢献できればと思う。今後6月の数字を見ながら色々工夫をしながらやっていきたい。

<事業>

 海外番販では「SASUKE」のアメリカ版が大ヒットしている。一昨年に放送を開始した全米ケーブル・ネットワーク局G4(ジー・フォー)開局以来の記録的な高視聴率をはじき出すなど、局の看板番組となっているそうだ。
 映画は「花より男子ファイナル」があと1ヶ月で公開になる。前売りが好調で発売1ヶ月間で約20万枚というのは、実写映画市場でも1,2を争う数字で、非常に期待している。
 DVD事業では、「8時だヨ!全員集合」第三弾を7月16日に発売が決定した。2004年1月の第一弾発売されてから累計50万セットを超える脅威的セールスを記録しており、非常に期待している。

<TBS R&C>余田社長

 4月の聴取率調査の結果、41期目6年10ヶ月連続で首位を獲得した。しかしセットインユースがダウンしたことについては、危機感を持っている。ラジオの有用性を今後も訴えていきたい。四川省の大地震報道でラジオ局として取材に入った。今後も緊急事態の放送についても力を入れて行きたい。
 NHKさんから落語の音源無断使用について報告を受けた。TBSラジオの13演目については再放送を含めて26回、またTBSテレビでは16演目が再放送含めて38回放送されていたとのこと。

以上