2008年02月14日
TBS総務局 広報IRセンター

2月8日(金)、(株)東京放送の「2008年3月期 第3四半期説明会」が行われました。概要は以下のとおりです。

出席者:
代表取締役専務 城所賢一郎
常務取締役 平本和生
TBSテレビ取締役編成制作本部長 石川眞実
参加者:
約100名

<第3四半期累計 ハイライト>代表取締役専務 城所賢一郎

 連結・単体ともに減収・営業減益だった。しかし、純利益は、投資有価証券の売却益があり、過去最高となった。サブプライム問題を契機に世界的な経済の変調が起きており、広告市場も大変苦戦している。下期に入った10月以降、東京地区のスポット市場は前年割れが続いている。単体事業部門の12月までの累計売上高は「花より男子リターンズ」などのDVDのヒットで上期に続き、過去最高を維持している。制作費にあたる番組原価は累計で前年より13億円減少した。BS-iの黒字基調は順調に拡大している。

<当期業績 再修正予想>

 2008年3月期の業績予想を今回、再度、修正した。連結・単体ともに下期の売上予想を25億円、営業利益予想を25億円引き下げた。通期の見込みも同じく、連・単ともに売上・営業利益を25億円ずつ引き下げた。残念ながら広告市場の低迷が当分続くという前提に立って、放送事業における広告収入見通しを引き下げ、今回の見直しとした。再修正計画の前提となるスポットおよびタイムの見通しだが、下期スポットをマイナス8.8%、下期タイムをマイナス5.2%とした。この結果、通期のスポット見通しはマイナス5.5%、タイムはマイナス2.0%となっている。

<赤坂Bizタワー 2月1日営業開始>

 「赤坂サカス」の中核となるBizタワーは2月1日から営業を開始しており、テナント企業の引越しは今週末から始まる。「サカス」には福島県の三春町からやってきた枝垂桜を中心に100本の桜が植えられており、その開花に合わせて、3月20日から4月6日の18日間を「グランドオープン」と位置づけ、番組連動企画も採り入れたイベントを展開していく。

<V!up最終年度目標を修正>

 来期の2008年度は5カ年計画のVアップにおいて、ちょうど中間の年度にあたる。私どもは全社を挙げて、2010年度の数値目標の達成に向かって全力を傾けているが、世界同時株安に象徴されるような経済不安、日本の景気後退懸念も実際に生じている。それに伴って日本の広告市場も底からいつ脱却できるか、今のところ見通せない。このため、広告収入を中心に放送事業の連結売上高を2010年度において200億円引き下げた。また、これに伴い、連結営業利益を130億円、キャッシュフローを50億円引き下げることとした。ただし、Vアップの全体計画については、現下の経営環境や市場動向をさらに検討し、来期2008年度予算の策定とも整合性をとりながら再調整した上で改めて示したい。

<連結損益計画書>常務取締役 平本和生

 第3四半期だけの売上高は787億85百万円で、前年より7.3%の減収、営業利益は約80億円で19.5%の減益だった。累計の売上高は2,376億46百万円で、24億61百万円(1.0%)の減収。単体が約49億円の減収だった一方で、ショッピング事業のグランマルシェが約10億円の増収となっている。累計の営業利益は188億58百万円で22億41百万円(10.6%)の減収だった。

<視聴率状況など>TBSテレビ取締役編成制作本部長 石川眞実

 第3四半期は全日・ゴールデン・プライムタイム共に苦戦した。4月の新編成で心機一転、巻き返しをはかる所存だ。昨夏の「世界陸上」で上り調子となったが、10月期のドラマがふるわなかった。ドラマでは世の中が求めるテーマをうまくキャッチ出来なかった感がある。今後の糧として春以降も、さらにチャレンジを続けていく。4月新編成では、土曜20時に若年層をターゲットにした初めてのドラマ枠を設定した。初回作品は「ROOKIES(ルーキーズ)」。この「ROOKIES(ルーキーズ)」では、Yahoo!の全面協力のもと、インターネット上で出演者を公募および投票で決めるという「ネットキャスティング」方式を採用、ドラマ制作において、インターネットと放送をメディアミックスさせた新しい試みにチャレンジする。
スポーツでは、横浜ベイスターズ主催の全72試合を、CSの「ニュースバード」で生中継する。
2008年度公開の映画情報を紹介する。昨年4月に映画事業部を独立させて以来、制作には一段と力を入れており、今年は映画事業のさらなる飛躍の年と位置づけている。前評判の高い「チームバチスタの栄光」が明日2月9日からの公開、3月8日からは「クロサギ」、6月には「花より男子〜ファイナル」が公開となる。秋にはTBS不朽の名作「私は貝になりたい」が公開予定となっている。

以上