2006年06月01日
TBS総務局広報部(03-5571-2260)

5月31日午後3時から、井上社長による定例記者会見が放送センター20階にある役員大会議室で開かれました。
冒頭、井上社長から、5月6日放送の「ぴーかんバディ!」でご紹介した、「白いんげん豆を使用したダイエット法」を試された多くの方が体調を崩され、激しい嘔吐や下痢で苦しまれる事態となったことについて、改めてお詫びを申し上げました。
その他、概要は以下のとおりです。

◇決算総括について
 連結売上高が過去最高の3,060億円となり、7年続けての増収となった。ショッピング事業を手がけるグランマルシェが25%の増収となるなど、連結子会社の業績が好調だったこともプラスとなった。単体の事業部門の売上も258億円と、昨年に引き続き過去最高を更新することができた。平成19年3月期はV!up2010の初年度となるが、売上増と費用抑制により増益増収を見込んでいる。当期純利益はほぼ前年並と予想している。
◇編成関連
 5月28日までの上期視聴率は全日7.8%、G帯12.7%、P帯が12.8%となっている。帯番組では「朝ズバッ!」が上期平均9.4%、5月第2週では番組スタート以来初の週平均10.3%を記録するなど好調。朝ベルト長期低迷期を脱する事ができたのは嬉しい。「きょう発!プラス」は上期平均4.3%、平均を5%台にのせたいところ。「2時ピタッ!」は視聴率は今ひとつだが、ターゲットとしているF1、F2の視聴者には受け入れられつつあるようだ。まずは番組の認知度を上げ、底上げできるように頑張ってもらいたい。GP帯では、全ドラマの平均視聴率が14.5%となっている。「渡る世間は鬼ばかり」が平均18.7%、「クロサギ」が平均15.7%と好調だ。バラエティでは新たにスタートした「ドリーム・プレス社」は好発進したが、それ以外はいずれも苦戦している。
 プロ野球も、関東地区では4月単月では12・6%と過去最低の平均視聴率となった。5月も21日現在、11.4%と厳しい状況。当面は交流戦の動向などを注意深く見守りたい。
 いよいよワールドカップサッカーが開幕となるが、TBSでは大会直前の「日本代表最終壮行試合・日本VSマルタ共和国」を6月4日(日)22時から放送、また民放の先陣をきって「開幕戦・ドイツVSコスタリカ」を中継する。
◇営業概況について
 4月の東京地区のスポット投下額は前年9割程度だったのに対し、5月は前年より増加する見通しだ。4〜5月のスポット市況はやや不安定な印象である。「朝ズバッ!」が堅調に推移するなど、着実に視聴率の改善が進んでおり、4月のスポット売上は在京キー局で唯一前年をクリアするスタートとなった。5月も前年実績を上回る見通しである。
◇楽天との業務提携の進捗
 3月29日の両社合意により、当面の提携協議の交渉期間を6月末まで延長して、eコマースとポータルの2つの分科会を通じた話し合いを続けている。
 実際にどのような業務提携が可能なのか、当社から具体的なプランを複数提案するなど、両者で真摯な意見交換を行っている。
◇竹中懇談会関連について
 マスメディア集中排除原則の緩和の方向性を示したことは評価できる。具体的な手法については、懇談会等の今後の検討を見守りたい。多メディア・多チャンネル環境下において、放送産業の構造的な安定強化が必要である。放送の多元性、多様性、地域性を確保しながら、民放事業者の経営の選択肢を拡げる観点から見直しを検討すべきである
 地上デジタル放送のIPマルチキャスト再送信については、放送の「再送信」である以上、元の放送権、著作権保護の観点からも「地域限定」の条件が必要である。再送信同意の判断は、放送事業者の意思に基づくものであり、これが損なわれるような議論は極めて遺憾である。
◇ラジオ関連(TBS R&C 清水社長)
 4月10日から2週間行った2006年4月の聴取率調査の結果、TBSは2001年8月以来、29週、4年10ヶ月連続で首位を獲得。週平均、平日平均、土曜平均、日曜平均全てにおいて首位の4冠を達成。
 ナイターが始まり、全体セットインユースは7.4%で前回に比べ、0.3ポイントアップした。昨年度同時期に比べ、聴取率は個人全体でも男性全体でもアップしており、野球離れの兆候は特に見られない。
 2005年度決算については、減収減益という非常に残念な結果となった。プロ野球人気の低迷による、タイム収入の落ち込みが影響した。費用面では、放送設備の更新に伴う償却負担増加が利益圧迫の要因となった。今後は聴取率を維持する一方、費用管理の徹底と放送収入の回復を図ることにより、利益水準を確保する。
 第9期「環境キャンペーン」を7月17日から23日まで行う。今週末には代々木公園で開催される「エコライフフェア」に出展、6月17日から行われる「100万人のキャンドルナイト」にも昨年に引き続き参加する。
以上