2006年03月30日

◇楽天との協議について
業務提携の協議は6月末までは延長されることになった。本日開かれた企業価値評価特別委員会にも報告をし、ご理解いただいた。
実務レベルでは、12月の幹部同士の打合せ、実務顔合わせ、Eコマース関連が4回、ポータル関係が2回、計8回の打合せが行われている。これから6月までの間にお互いにメリットになることをやろうということだ。
3月末の株式の議決権については、楽天さんと最終合意に至ったということだ。双方それぞれの株主もあることなので、内容については控えたい。

◇横浜ベイスターズについて
 TBSの連結子会社である(株)横浜ベイスターズについて、財政状態、事業計画等を勘案し、当社保有の株式に対する評価損を平成18年3月期において計上することとした。この評価損及びこれに伴う一連の処理により計上する特別損失の金額は、現時点において、連結でおよそ30億円、個別でおよそ49億円と見込んでいる。
プロ野球のソフトとしての価値は極めて大きいものがある。TBSは引き続きベイスターズを保有し、プロ野球の活性化に努めていきたい。会計処理上は監査法人とも協議の上、早期に減損することが適当だという結論に至った。
ベイスターズの新社長に東京日産モーター(株)より佐々木邦昭氏に来ていただいた。サッカーのマリノスがスタートした時にTBSが応援するなど、日産さんとは昔からのお付き合いだ。横浜にフランチャイズを置く企業に応援していただくことで、ベイスターズがより地元に密着し、根をおろしていくためにお願いしたということだ。

◇編成関連
 2005年度通期の視聴率は全日7.9%(3位)、G帯12.7%(2位)、P帯12.7%(4位)となっている。下期視聴率は全日8.0%(3位)、G帯12.6%(2位)、P帯12.5%(4位)。G帯では通期単独2位を確保したい。「TBSテレビ放送50周年」にあたった05年度は、いくつかの大型企画に取り組み、TBSならではの作品が出せたと思っている。レギュラーでは何よりも朝番組の視聴率改善が一番嬉しいことだ。昼がまだまだなので、来期以降に期待したい。
 4月編成では全日帯の強化として「2時ピタッ!」がスタートする。水曜、土曜の強化として「ドリーム・プレス社」「ザ・チーター」「ぴーかんバディ!」「ニッポン!チャ×3」がそれぞれスタートする。

◇野球関連
 G戦は昨年同様22試合の権利を獲得している。ナイターは16試合、デーゲームが6試合だ。ペナントレース前半戦のカードを中心に10本程度のナイターを地上波で中継する。その他、BS−i、CSニュースバードでの完全中継を基本にお伝えしていく。地上波の延長は試合の展開次第で随時対応するが、オールスター前までは最大15分延長を基本として考えている。

◇竹中懇談会について
マスメディア集中排除について、地上波は基幹メディアでもあり、社会的影響力も非常に大きいことから、一定の規制は必要と考える。しかしメディアも多様化し、放送と通信の連携という状況もある中で、経営の選択肢を広げるという意味ではある程度の緩和も必要だと思う。
集中排除原則の緩和が、ローカル局のデジタル投資負担軽減の万能薬だとは思わないが、それが効果的なら検討することも必要だ。しかし一方で我々はネットワークを組んでおり、それぞれが地域に根付いて地域での情報発信元であるということが最大の利点である。それを損なわないように判断していかなければならない。
放送の特色と通信は別種のもので、一緒にやれることは互いの特性を生かしてやっていけばいい。放送波には著作権問題、地域免許制度などもあり、これを取り払っての議論はどうかと思う。懇談会の役割や実態については、ブリーフィングのみなので、どのような話が出たのか、どのような背景で誰が発言したのかわからないところもある。もう少し公開の仕方については内容が理解できるようにしていただきたいと思う。

◇ラジオ関連(TBSR&C清水社長)
聴取率調査では2001年8月以来28期連続の首位を獲得。TBSは週平均、平日平均、土曜平均、日曜平均全てで単独トップの4冠を達成した。「大沢悠里のゆうゆうワイド」「森本毅郎のスタンバイ」「永六輔その新世界」とワイド番組のトップ3も独占。土曜の朝から夕方まで首位をキープ。日曜の朝「安住紳一郎日曜天国」も順調に数字をのばしている。
 ナイター中継は「エキサイトベースボール」と番組タイトルを変更。佐々木主浩さん、元木大介さんを新解説者に加え、巨人戦を中心に、より臨場感あふれる中継を目指す。

以上