2005年03月31日
TBS総務局広報部

3月30日(水)、午後3時からTBS放送センター役員大会議室において、井上社長の定例記者会見が行われました。概要は以下のとおりです。

◆石原都知事・提訴の件「不起訴」について
前々からお話ししている通り、私どもの不注意による、低レベルなミスで、知事をはじめ関係者の皆様に大変ご迷惑をおかけして申し訳なかったと思っている。こうしたミスをなくすように、重大な間違いをしないように我々としては気を引き締めてこれから先も対処していきたい。

◆ライブドア関連
〇TBSの防衛策について
あちこちから、次はTBSが危ないと言われているが、上場している企業は簡単に舵が切れない。フジテレビさんもご苦労されていると思う。
株価を上げるとか、資産総額を増やすとか、安定株主を増やすとか方法はいろいろある。
我々とすれば、地道に一生懸命いい番組を作って少しでも企業価値を上げて相対的に買収しにくくするというのが一番。遠回りだがそれしかないのかなと思っている。

〇放送と通信の融合について
私どもは、インターネットを含めた通信系モバイル等々に消極的なわけではない。現在も熱心にやっている。堀江氏はやっていないと言っていたが、民放の中でも、フジテレビさんとTBSは熱心な方だと思っている。私どもだけで独力で全部、完全にやろうと考えているわけではない。今までも一緒にやったケースはあるし、放送局同士で組んだこともある。色々な形での提携は常に考えている。
今のところ、先に組織を作ってそれから中身をつくろうというやり方でなく、あくまで、仕事が先にあって、こういう仕事でこういうふうに一緒にやろうという形でやって来ている。
ビジネスだから具体的には言いにくいが、テレビショッピングなどでは一緒にやっている。

〇ニッポン放送の横浜ベイスターズ株式保有について
ニッポン放送から、今のところ何か特別な話があったわけでもないので、従来どおりだと思っている。

〇SBIの北尾氏からの投資ファンドへの出資要請について
私どもには、そのようなお話はない。


〇ラジオへの影響について(以下、TBS R&C 清水社長)
横浜ベイスターズの株に関しては、ニッポン放送からはなんの話もない。

一般論として、ラジオと通信は、インターネットや携帯電話含めて大変相性のいいメディアだ。いままでも通信との連携の作業をやっているし、今後もそうした形は続けて行きたいと思っている。

〇ライブドアがニッポン放送を支配した場合、民放5社の共同体制への影響について
ラジオの活性化のために共にやっていこうということでは、どういう形になろうとも同じ思いだと思う。引き続き5社そろってやっていこうと思っている。影響は全くない。

◆行政指導について
テレビユー福島の株式について、マスメディア集中排除原則の上限を超えて保有していた件で、総務省から3月2日に厳重注意を受けた。現在は、違反状態を解消している。

今回、この違反状態を見逃していた反省に立ち、コンプライアンスを主務とする部署を新設する。企業そのもののコンプライアンスをきちんとやろうということで、より一層厳しいチェックをしていこうと思っている。
この他、2月に「情報開示委員会」を設けたが、この組織は株主情報や保有株式情報についてのチェック機能も果たすことになる。

◆編成関連
今期の視聴率、G帯、P帯はさておき、全日帯が7.5%と不調だ。どんなことがあっても8%以上は確保したいということで、4月は朝、昼、夕方と大幅な改編をした。
朝の「みのもんたの朝ズバッ!」、昼の「きょう発プラス!」夕方の「イブニング・ファイブ」と、まだ2日目だがいい滑り出しだと思っている。
今期は全日の視聴率の底上げをして、特に、朝から元気にいって夜につなげるという形で大幅な改編をしたので期待している。
◆営業関連
視聴率が苦戦したこともあって、各局全体は非常にいい成績を上げたのに対し、私どもはタイム、スポットともに前年比ではプラスになっているが、スポットの4局シェアでは落としてしまった。非常に厳しいと思っている。次期はなんとかがんばって欲しい。

◆ラジオ関連(以下、TBS R&C 清水社長)
2月の聴取率調査の結果、TBSラジオは2001年8月以来22期連続の単独首位を獲得することができた。
この調査期間、ラジオ全局のセットインユースが前回よりも上がっている。また聴取分数、リーチも大きく上がり、ラジオというメディアに関心が集まった結果だと思っている。

以上