09年3月分 井上社長 定例記者会見概要

2009年3月25日
TBS総務局 広報IRセンター

 3月25日午後3時より、井上社長による定例記者会見が放送センター20階、役員大会議室で開かれました。概要は以下のとおりです。

<TBSホールディングス、TBSテレビ新体制について>

 4月1日から、持株会社となる「株式会社東京放送(TBS)ホールディングス」の社長には財津(敬三)が就任、また免許を持つ放送会社になる「株式会社TBSテレビ」の社長には石原(俊爾)が就任し、私は両社の会長となる。

財津(TBSホールディングス代表取締役社長):TBSホールディングスの役割は、上場会社として対外的な要請に応えるということと、放送を中核としたグループ全体の嵩上げを図ることだ。大変厳しい状況ではあるが、効率的な体制を築き、持株会社を軌道に乗せることが当面の課題だと考えている。

石原(TBSテレビ代表取締役社長):厳しい状況下にこそ、積極的に改革することが大事だ。第一弾として、ゴールデン帯を70%以上改編した4月編成、特に『総力報道!THE NEWS』を成功させたいと思う。変革期は既存の秩序を覆すチャンスでもある。ぜひとも4月改編を成功させて上位を目指していきたい。

<編成関連>

 日本代表がWBC2連覇を果たし、大変嬉しく思っている。昨日の決勝をはじめ、全試合が世界一を決めるにふさわしいハイレベルの熱戦だった。決勝は36.4%と高視聴率だったが、数字よりも、TBSがこの国民的イベントを2次ラウンドから決勝までしっかりお伝えできたことを誇りに思う。日本中に感動を与えてくれた監督・選手の皆様に心から感謝の意を捧げたい。
 2008年度の視聴率は、昨日3月24日を終えて、全日帯4位、ゴールデン帯5位、プライム帯5位と厳しい結果となったが、番組によっては明るい兆しも出て来ており、4月改編で巻き返していきたい。
 4月からは19時台のゴールデン帯にニュースを編成し、20時台以降には人気番組を集中させる。また昼から午後のベルト番組を一本化し、制作力を強化する。視聴率アップを目指すと同時に、番組の質を落とさずに費用の効率化も目指したい。改編の目玉『総力報道! THE NEWS』だが、今年はJNN50周年という節目の年でもあり、この番組の成功を目指したい。昼の新ベルト番組『ひるおび!』と共に、早く視聴者に支持される番組になってほしいと思う。
 今シーズンの野球放送は、昨年と同じくゴールデン帯で巨人戦6試合を中継するほか、7月のオールスターゲーム第2戦の中継を予定している。CSやBSでも中継が決まっており、グループ全体でプロ野球を盛り上げていく。ベイスターズはWBCで活躍した村田選手の怪我が心配だが、今季は大矢監督の3年目の年でもあるので、クライマックスシリーズ出場を期待している。

<赤坂サカス 1周年>

 1周年の感謝をこめて、3月20日から“花サカス"がスタートした。11種類約100本の桜などの花々の中心にメリーゴーラウンドを設置、「花サカストレイン」と共に好評頂いているようだ。初日から3日間で、およそ15万人の方々にお越し頂いており、1ヶ月間で150万人の来場者を予想している。

<営業概況>

 タイムは上期に「バレー北京五輪予選」「EURO2000」「北京五輪」と大型スポーツイベントがあったものの「世界陸上大阪大会」があった前年実績には届かず、下期ではレギュラー番組のカロリーが大幅にダウンしたため、通期でも前年実績を下回る見込みだ。スポットが通期で前年比90%を切る状況で、これは92年のバブル崩壊以来16年ぶりだ。来期についても、広告主の広告費削減は大きな規模になりそうだが、一方で業績好調な業種もあり、新たな広告主を求めながら、何とか2009年度を乗り切りたい。いずれにしても営業見通しが厳しい状況にあることから、費用の方も全面的な見直しは避けられないということで、役員関連の報酬について、このままの景気であれば、来年度の役員賞与はゼロ、役員報酬の方もこれまで以上に返上して、年俸ベースで平均25%の削減を想定している。

<日テレ「バンキシャ!」誤報問題について>

 詳しいことは当事者ではないのでわからないが、虚偽証言をもとにして報じたことはやはり報道番組としてはあってはならないことだと思う。まず日本テレビさんが事実関係を説明されるだろうし、BPOの放送倫理検証委員会も審理をすると言っているので、その結果を待ちたいと思う。もちろん、この問題はTBSにとっても全く他人事や対岸の火事だと思っていない。私からも、今一度この機会に、社内の放送基準や報道倫理ガイドラインなどに照らして問題となるような取材や番組作りがないかどうか、改めて徹底して見直して欲しいと、編成・報道・コンプライアンスの責任者からラインを通じて、現場に指示した。

<事業>

 「おくりびと」は、3月24日までの公開193日間で動員492万人、興行収入56億3500万円となった。米アカデミー賞外国語映画賞受賞の効果は大きく、受賞決定以降だけで動員215万人、興収24億1500万円数字を伸ばした。3月18日に発売されたDVDも24万枚を超える好調なセールスと聞いている。改めて関係者の皆様に感謝の気持ちを伝えたい。

 

<TBS R&C> 余田社長

 2009年2月度レーティング調査結果は、1.3%で聴取率単独首位となった。2008年度に行われた6回の聴取率調査で「完全首位」を獲得し、2001年8月から7年8ヶ月間、46期連続首位を守った。今後だが、3月30日の午後7時30分〜8時に「Kakiiin」の特別番組として、尾崎豊の未発表ライブ音源を放送する。4月からは、満を持して、期待のパーソナリティ・小島慶子を投入し、『小島慶子キラ☆キラ』がスタートするのでご期待いただきたい。

以上