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#15 「ちぃ もてなす」
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脚本: | 花田十輝 |
絵コンテ: | 長井竜幸 |
演出: | 太田雅彦 |
作画監督: | 北尾 優 |
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「あ、暑い……こっちの夏は暑いって聞いたけど、梅雨明け早々、これは異常だ。」
東京の夏の暑さに、夏バテ気味の本須和。
当然のことながら、カブ城ケにはクーラーなどあるわけもなく、少しでも涼しい所を、といつもより早く予備校に行ってみれば、その日は運悪くクーラーが故障しているのだった……。
「次の時間には修理が終わるって言ってたから、この時間だけ頑張って行くわよ!」
そんな状況でも相変わらず元気いっぱいな清水先生の授業を受けていると、新保が遅れて現れる。そして講義の後、受けられなかった分のノートを本須和から借りて写している時、
「清水先生の授業……明日、なんかやるって言ってなかったか?」
そう清水先生の事を妙に気にかける新保なのだったが、この時は、これと言って気にとめない本須和だった。
バイトを終えアパートに戻ると、ドアをノックする音が。
「あたしー。」
「!?あ、あたし?」
「あたしよ、忘れちゃうなんてひどい!」
「えっ? そ、そんな……わーっ、ごめんなさい!」
パニックにドアを開くと、そこには酔っぱらった清水先生の姿が――!?そして清水先生は、泊めてもらおうと思って来た、と言い出すのであった! |

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