インタビュー 古田新太☆オジー

――今回もまたオジーで出演すると聞いての感想
「おれ……、出るの?」っていう感想でしたね(笑)。前回の日本シリーズでは、卑怯な出方をしたから、「出るんだ…良かった。」と(笑)。実は、オジーって連ドラだと6話までしか出てないんですけど、いまだに新宿・渋谷の飲み屋で「オジー!」って言われるんです、不愉快なぐらいに(笑)。でも、やるんだったら卑怯な手を使ってでも出たかったので、単純に嬉しかったです。

――今回の脚本はいかがでしたか?
「これしかないだろうな」という感じでした。この作品は青春群像で、ぶっさんが死ぬことを物語のクライマックスに持ってこない、というのが大前提だから、すごく素敵なストーリーだな、と思いました。他のドラマだと主人公が死んじゃったら終わりなんですけど、その後の他のメンバーを追っかけた様子が描かれているので、面白かったです。だから、ぶっさんファンにはもちろん面白いし、キャッツファンにとってもこれが一番正しいストーリー作りなんじゃないですかね。

――日本シリーズから約3年経ちましたが、久々のキャッツの現場はどうでしたか?
相変わらず、佐藤さんと塚本さんがうるさいな、と(笑)。でも、オジーは死んじゃってるので、あんまりみんなと一緒のシーンがなくて残念でした。

――久々にキャッツアイの5人と共演されていかがでしたか?
凄く大人になりましたね。さすがに5年も経つと変わるんだな、という印象を受けました。演技の面でも全然違いますね。みんな揉まれてきてるし、ちゃんとふざけられるんですよ。以前は俺が「ちょっとここの演技…」って言ったりすると凹んでたりしたんですけどね。今や皆さん売れっ子なので、どこまででも付いていきますって感じです(笑)。このチームは付いていき甲斐がある人達ばっかりだからね。

――全シリーズ通して、オジーのセリフで一番好きなセリフはありますか?
うーん…オジーの?セリフらしきセリフが無かったしな…。でも、日本シリーズで、アニと偽札を作っているシーンは楽しかったなあ。アニの“頭の悪い人の良さ”みたいのが良く出ててね。あそこの塚本さんは面白かった。しかも、短時間の撮影にも関わらず、塚本さんは船酔いしたという、塚本高史自身の愚かさも含めて面白かったですね(笑)。船が揺れて、塚本が「もうダメだ、もうダメだ…」って言っている耳元で、俺が「カルボナーラ」とか「エビドリア」とか言ってたのを、セリフより憶えてますね(笑)。

――「木更津キャッツアイ」という作品は古田さんにとってどんな存在ですか?
連続ドラマの楽しさを教えてくれた作品ですね。僕、元々連続ドラマ批判の強い人だったんですけど、「頑張って面白い作品を作ろう!」という気にさせてくれた作品です。その後の『ぼくが地球を救う』にしても、他の局の作品にしても、テレビとの関わり方を変えてくれましたね。そういう意味では、この作品で僕が一番大人にされたのかな(笑)。

――今回のシリーズの見どころをお願いします
「いまだにモノマネ教室に通っている公助の今回のモノマネは何でしょう?」かな(笑)。
そんな予想をしつつ、見ていて下さい。どこに出てくるか分からないんで(笑)。