バックナンバー:バース・デイ

BACK NUMBER #154 2008.6.26 O.A.

バックナンバー
ジャズピアニスト 上原ひろみ
驚愕のパフォーマンスに隠された秘密
世界が注目する天才ジャズピアニスト、上原ひろみ29歳。力強く、しなやかな指が、その場でひらめいた旋律を奏で、聴く者の魂を揺さぶる。自ら作曲も手がける上原は、これまでに6枚のアルバムを発表。ファーストアルバムの『Another Mind』は、2003年度日本ゴールドディスク大賞でジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞した。

上原はピアノの町、静岡県浜松市に生まれ、6歳からピアノを始めた。レッスンにジャズを取り入れていた当時の先生の影響で、上原は即興演奏にのめり込んで行く。上原の母校、浜松北高校のエントランスホールに置かれたグランドピアノ。昼休みにそのピアノから独創的な音色を奏でる彼女の姿は、学校の名物になっていた。友達からリクエストされた曲を即興でアレンジして演奏する。その時の経験が、今の上原を築いた。

6月12日、上原はライブのため思い出の街、アメリカのボストンを訪れた。ボストンは彼女にとって第2の故郷。20歳で単身この地に渡り、世界中からミュージシャンを目指す学生が集まるアメリカを代表する音楽大学、バークリー音楽学院に入学。4年間ジャズを学び、首席で卒業。また在学中に才能を認められ、プロデビューも果たした。35台のピアノが蜂の巣のように並ぶピアノ練習場で、上原は暇さえあれば練習と作曲に没頭していたという。久しぶりにその練習場を訪ねた上原。その頃の練習方法を披露する。

上原がライブを行うのはボストン郊外にある『スカラーズ・ジャズクラブ』。伝統を誇る老舗のジャズクラブだ。そして5年前にプロとして初めてライブを行った思い出の場所でもある。今年で5回目になるスカラーズでのライブで上原は新たな試みに挑戦する。これまでは自分が作曲した曲を中心に演奏してきたが、今回はスタンダードナンバーを中心に行う。一番の見どころは、ジョージ・ガーシュインが作曲した名曲『I Got Rhythm』。上原の超絶技巧と即興演奏が散りばめられて驚くべき一曲に仕上がり、ジャズの本場アメリカの観客たちをうならせる。
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