【77】「入籍」という言葉:清水大輔の『お言葉ですが…』

6月に結婚式を行うカップルは多いですよね。
6月のお嫁さんは幸せになれるなんて言われていて、ジューンブライドという単語もあるほど。

ところで、結婚することを「入籍」という言葉を使って表現することがありますが、注意が必要です。
戦前は、結婚時に女性が男性の家の戸籍に入るのが一般的な「家制度」で、つまり「入籍」をしていましたが、
今の戸籍法では 結婚する男女が新しい戸籍を作ります。
「入籍=女性が男性の戸籍に入ること」との誤った認識を持つ人もいますから、
「入籍」を使用することで誤認や女性差別意識を助長する恐れがあるため、
放送では、「結婚する」「婚姻届を提出する」などを使用するのが望ましいとされているんですね。
婚姻届を出さない事実婚や同居などと区別する意味で「入籍」を使用することはありますが、
言葉は時代によって変わっていくもの、という一つの事例です。

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