【75】「表す」の読み方:清水大輔の『お言葉ですが…』

「敬意を表します」 さあ、読んでみましょう。

「表す」という漢字は、普通「あらわ-す」と読みますが、自分の考えや気持ちを口にする、あるいは、意見を表明するという意味の時は「ひょう-す」と読みます。
昔は、「あらわす」と読む時は「表わす」と送り仮名したそうですが、現在は「ひょう-す」も「あらわ-す」も同じ(=「表す」)です。
そのため、とても厄介な状況になっています。

「ひょう-す」と「あらわ-す」がどう違うのか?
辞書を引くと、次のようにありました。
表す「ひょう-す」「態度や言葉にあらわす。」
表す「あらわ-す」「感情などを表情や外見から読みとれるようにする。」
「(人が,考え・感情などを)言葉・絵・音楽などによって相手に示す。表現する。」


ニュアンスとしては「はっきりと相手に示す」「相手がその意図を酌む」場合は「あらわ-す」
「相手にキチンと伝わったかどうか微妙でも、自分の気持ちを口にする」場合は「ひょう-す」
という感じがします。

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