【74】「ご容赦」と「ご了承」の使い分け:清水大輔の『お言葉ですが…』

「ご容赦ください」「ご了承ください」使い分け、ちゃんとできますか?

巷でおいしいと有名なケーキ。せっかくお店に行ってみたけど、売り切れてる!
ケースにはメモが貼ってあり「欠品の場合はご容赦くださいませ」と書いてあります。
ここは、「欠品の場合はご了承ください」と書いてしまうと、お客さん、怒るかもしれません。

「容赦」「了承」
この2つは、一見同じ意味に感じますが、辞書を引くと、次のような違いがあります。
「容赦(ようしゃ)」とは、「ゆるすこと」の意。(広辞苑)
「ご容赦ください」は、「どうぞ許してください」という意味。
一方の「りょうしょう」は、「了承」と書き、「事情を理解し、それでよしとすること」の意。(広辞苑)
「ご了承ください」とは、「(私たちの)事情を分かって認めてください」という意味。

辞書だけでなく、ビジネスマナーの観点からも調べてみると・・・
「ご容赦ください」:謝罪を含めて相手に許してもらう言い方。こちら側に何かしらの「落ち度」がある。
「ご了承ください」:「事情を分かって認めてください」という意味だが、こちらの意向を一方的に強要しているように聞こえてしまうおそれがあるので、ビジネスシーンでは「ご了承願います」、「ご了承のほどお願い申し上げます」など丁寧な言葉を付け足すのが良い。(ビジネスマナーサイトなど)

一見意味が似ている2つの言い方の違いを、これを機に覚えておきましょう。

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