【19】お相撲さんは皆「関取」?:清水大輔の『お言葉ですが…』

お相撲さんに声をかける時、「〇〇関」と言えば良いと思っている人、気をつけてください〜
理由を説明する前に、まず、大相撲の番付、確認しましょう。
上から横綱・大関・関脇・小結・前頭・十両・幕下・三段目・序二段・序の口…です。
実は、この中で、「十両」「幕下」の間でくっきりと線引きされていまして、「関取(せきとり)と呼ばれるのは「十両」以上で、「幕下」以下「取的(とりてき)※正式には、力士養成員と呼ばれるんです。
『語源由来辞典』などによりますと、「関取」とは「名乗っただけで関所を通ることが出来る」ことに由来するそうです。
力士は十両に昇進し「関取」となることで、一人前の力士として扱われます。
それまで貰えなかった給料が支払われ、羽織袴の着用・絹の締め込み・化粧まわし・大銀杏の結髪・土俵下の控えでの座布団の使用などが許されるほか、身の回りの世話をする付け人がつき、部屋では、それまでの大部屋から個室が与えられ、「○○関」と呼ばれるようになるんです。
ですから、お相撲さんなら、だれでも四股名に「関」をつけていいというものではないんです。 なんとなく、「力士だったら全員『○○関』と呼ぶのだろう」と思っていた方、ミスになります。 ご注意を!

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