【11】「違かった」「違くて」という使い方:清水大輔の『お言葉ですが…』

「違う」という動詞を活用してみましょう。
できます? 五段活用動詞ですよ、これ。
違わ ナイ (未然形)
違お ウ  (未然形)
違い マス (連用形)
違う 。  (終止形)
違う トキ (連体形)
違え バ  (仮定形)
違え 。  (命令形)
よくできました。
では、「違う」過去形は?
「違った」ですね。
最近の若者は「違(ちが)かった」とか「違(ちが)くて」という表現をつかっている人が多いです。
これはね、違います。
国立国語研究所のデータでも、
「違かった」「違くて」という使い方は、「若年層を中心に広がりつつある」としています。
また東京外国語大学の井上名誉教授は、「新方言辞書稿」の中で、「関東北部や東北の南部で昔から使っていた方言。」であって「広く使われている言葉ではない」と解説しています。
違いの分かる人は、正しく違いを認識してください。

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