スタッフ
- 製作
- TBS
- 制作
- TBSテレビ・泉放送制作
- 脚本
- 宮藤官九郎
- 演出
- 高成麻畝子(たかなりまほこ)・坪井敏雄
- 木村政和・川嶋龍太郎
- プロデューサー
- 磯山晶
- 音楽
- 福島祐子
- 主題歌
- 「家庭内デート」やな家(け)
- やなみどり(斉藤由貴)・やなたかし(及川光博)
- (喝采より6月7日発売)
- 【宮藤官九郎コメント】
- 『タイガー&ドラゴン』の最終話の撮影を見学しに行った時だと思いま すが、 例によって磯山さんから「次どうしようか」と言われました。僕にとって『タイガー&ドラゴン』はかなり頑張った作品で、いわゆるゴールデン枠のドラマとしては集大成と言ってもいい、ひと言でいうなら「燃え尽きた」ドラマだったので、次と言われてすぐに「じゃあこんなのは?」と返せる精神状態ではありませんでした。しかし、そこはさすが磯山さん。「実は昼帯やりませんか?って言われてるんだけど」と意表を突く提案をして来ました。夜のドラマはほとんど見ないけど昼のドラマはほとんど見てる僕としてはかなりモチベーションが上がるお話でした。で、思いついたのが「『吾輩は主婦である、名前はみどり』というナレーションで始まるドラマ」というものでした。主婦がお金の心配をしすぎて夏目漱石になっちゃう話。当然千円札はとっくに野口英世に変わってたけど、お構いなしです。二人とも考え出したら止まらなくなって、その場であーだこーだ言って簡単なプロットを作りました。それから1年の間、数人の知人に「ここだけの話ですけど」と前置きして昼帯を執筆する事を告げると「うわ!すげえ!」「マジで楽しみ!」「ぜったい見る!」と大喜びしてくれました。ハッキリ言って連ドラ書く時より期待されてるみたいです。 「見れないや」という人は見事にひとりもいませんでした。そりゃそうだ。僕の周りは僕も含めて昼起きて朝方寝るヤツばっかだもん。夜9時10時なんか働いてるか飲んでるかで家にいないもん。そうか。昼にやれば良かったんだ。昼間働いてるヤツは録画して夜見ればいいさ。というわけで、みんな見るらしいので連ドラ以上の気合いで昼ドラ書き ます。書いてます。8週分で40話。すでに2度ほど死にかけてます。この長いトンネルを抜けた時、吾輩は大きな自信を獲得するのである。以上。
- 【磯山Pコメント】
- 私も宮藤くんと同様に、集大成的作品『タイガー&ドラゴン』で燃え尽きてしまったので、次に何をやるべきかを考えあぐねていました。 そんなある日、宮藤くんに「そろそろ大河とか朝ドラとかからオファー来るんじゃないですか?」と言うたびに「それだったら昼帯書いてみたいですね」と以前から話していたのを思い出しました。 「じゃあ、昼帯やってみませんか?」と誘ってみたところ、案の定「やってみたい」という返事だったので、しめしめと企画を進めてみた次第です。 とにかく自分たちにとって初めての形態のドラマ制作ですが、どんな形態をとっていても相変わらず台本は信じられないくらい面白いので、きっと視聴者のみなさんにも楽しんでいただける作品になると思います。 ある日突然、夏目漱石が乗り移ってしまった主婦の物語『吾輩は主婦である』ぜひ見てください。