秋山へ計算式を見せた理沙が、その足でJASDAに戻ると、そこには、同じく休日出勤をしていた宮田の姿があった。宮田との会話の中、休日の過ごし方も知らないんじゃないのか?と聞かれた理沙は、一瞬今までにない女らしい表情を見せる。それを見た宮田は頭脳明晰な理沙に足りないものは、男女の結びつきのように非科学的なことへの寛容なのではないかと諭す。
同じ時、星野はひとりバーで酒をあおっていた。足元がふらつくまで泥酔した星野は帰りしな数人の若者達に絡まれるが、そんな時、偶然秋山が通りかかり星野に応戦する。よりによって秋山に助けられるなんてと憎まれ口を叩く星野であったが、今夜のことはふたりだけの秘密にしようという秋山に今までにない親近感を覚えるのだった。
一方、大手スポンサーが撤退したことで玲子(黒木瞳)は投資銀行から責任を追求されていた。そして、そんななか玲子は自分自身の存在がおぼろげになりつつあることに気付き始める。漠然とした不安を押さえきれない玲子は、スポンサーの一件の最中ではあったが、自分を取り戻す為に別荘に出かけ、そこへ宮田を呼び出す。
数日後、JASDA訓練センターへと訪れた玲子は以前のようなはっきりとした存在感をスタッフ達の前に示していた。その変化に安堵する宮田。そして、そんな宮田と玲子の間に流れるものの微妙な変化に気付く秋山。読書室へとひとり足を向ける玲子のあとを追った秋山がそのことを問うと、玲子は自分が渇望していたものが分かったと告げる。そんな玲子の凛とした瞳を見た秋山は、衝動的に玲子に唇を重ね…。
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