ストーリー
音楽プロデューサーとして、ヒット曲を何曲も手掛け、現在は金融投資で大成功した男、ユカワ(やべきょうすけ)が、産まれ育った街に舞い戻ってくる。目的は、ロック・バンド"MISSING BOYs(消息不明の子供たち)"のヴォーカリスト、コウヘイ(早乙女太一)である。ユカワは、コウヘイには新たなポップ・スターになれる可能性があると考えている。
MISSING BOYsの活動拠点となっているライヴハウス"OZ"。オーナーはヨーコ(中村あゆみ)。
ヨーコとユカワは、若い頃ともにバンドを組んでいたが、バンドの限界を感じたユカワは、仲間もヨーコも捨てて街を出た。ヨーコは街に残り、MISSING BOYs、SONG RIDERSなどの、音楽に夢を抱く若者を支援し続けていた。
ユカワが久しぶりに訪れた街は、相変わらずやり場のないエネルギーを、バスケやダンス、そしてロックへ注ぎ込む連中で溢れていた。そんな空気に触れ、ユカワも一瞬、若い頃を思い出す。すると、"あの男"の幻影のようなMB(=Missing Boy/藤本涼)が現れる。
MBがもし"あの男"なら、ユカワと同様に歳を重ねていたはずだ。ところがMBは、あの頃の"あの男"とまったく変わることなく、壁の上でハーモニカを吹き、微笑んでいた。混乱するユカワ……だが、ユカワに過去を振り返る気持ちなど毛頭なかった。
ユカワは、巧みな"大人"の理論で、コウヘイを説得する。ヨーコはそんなユカワに反発するが、コウヘイはしだいにユカワの手に落ちていく。そして、仲間を捨てる決心をした。だが、レコーディングスタジオ入りしたコウヘイを待ち受けていたのは、骨抜きにされた歌詞と演奏で歌うことだった……
今回の舞台で演奏予定の楽曲
十五の夜
十七歳の地図
I Love You
Scrambling Rock'n Roll
Oh My Little Girl
卒業
群衆の中の猫
路上のルール
街路樹
Freeze Moon
太陽の破片
Driving All Night
Forget Me Not
永遠の胸
シェリー
FIRE
誕生
闇の告白
全18曲+α。演奏順は、この通りではありません。曲順、誰が歌うかは、当日のお楽しみ!