STORY
お嬢さん!お前は他の娘たちと、器量が全然違う!
脚はガリガリ!悪目立ちするんだ!
採用は取り消し!さよなら!
そう揶揄されても、ファニー・ブライス(春野寿美礼)は、自分の才能をあきらめなかった。
親友の振り付け師、エディ・ライアン(橋本じゅん)の友情と、母であるブライス夫人の愛情に支えられ、舞台に情熱を注ぐ毎日。
そんなある日、彼女の楽屋にひとりの賭博師がやってきた。燕尾服にフリルのシャツ、絵画から飛び出てきたかのようなエレガントさを持つ男性ニック・アーンスタイン(綱島郷太郎)。
そのシャツ。
生まれてこのかた、
こんなゴージャスなシャツ、
見たことない!
ファニーはニックの魅力に取り付かれている自分に気づく。
そして、舞台での成功を果たすとともに、ニックからプロボーズを受けたファニーは、人生の絶頂期を迎える。
だが、ファニーが舞台人として成功していけばいくほど、ニックとの夫婦仲にはすれ違いが目立つようになっていった。友情から忠告を与えるエディにも、ファニーはつらい態度で接してしまう。
そして、決定的な悲劇がやってきた。石油ビジネスに失敗したニックが、偽造した債権を売買したかどで18カ月の禁固刑に処されたのだ。
そして、ニック出所の日──。
ファニーは舞台に出演すべく、劇場の楽屋にやってきた。
化粧台の鏡に向かって自らをあざ笑うかのように言った言葉は、
おはよう、大スターさん!
果たしてファニーは、ニックと新生活をやり直そうと決心するのか?
それとも?