週刊Scoop[新春特大号]

<記者の声>是か非か!?警察特殊部隊SAT、犯人を射殺!

(写真) 新宿の銃撃戦では、これまででは考えられなかったような武器が使われ、とても日本で起こったことだとはすぐには信じられなかった。さらに耳を疑ったのは、特殊部隊SATが犯人を射殺した、ということだ。日本は人質の命を最優先とするため、銃隊員たちが突入できなかったことも頷ける。しかし、そのために銃隊員、そして救助に向かった警官が殺されてしまうような事態となってもいいものだろうか?人質の命も警官の命もどちらもかけがえのないものではある。興津組の犯行は非道そのものであると確かに言える。

(写真) しかし、8人全員を射殺する必要はあったのだろうか?この先も凶悪犯罪者だからと言って、問答無用で射殺するということが起こるのだろうか…犯罪が凶悪化していく中、警察もこれまでの体制では対処できなくなってきているのかも知れない。しかし我々は、警察のやり方が知らぬ間に変わっていくのを黙って見過ごしていってはならない。各マスコミもこぞって特集を組んでいるが、我々もこの先の警察の動きを注目し、声を上げていかなければならないだろう。

CLOSE