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現場報告書

17一號の入魂のパンチ(2014.01.13)

昨日の第1話の感想、たくさん送ってくださって嬉しいです!まだまだたくさんの書き込みをお待ちしています!
NPSの隊員として出動した団地の事件。壁を通した犯人の位置をサーモグラフィーで確認してくれるのは、古橋さん。
演じてくださっているのは池内博之さん。感想に書き込んでくださった方がいらっしゃいましたが、池内さんは出身地である茨城弁で話していらっしゃいます。理由を尋ねたところ
池内さん「最初に役作りをするときに、原作では関西弁だったのですが、どうせなまっているのなら、ぼく自身なじみのある茨城弁でいかせていただきました。でも、茨城弁は愛嬌のあるイントネーションや言い回しなので、シリアスなシーンでコメディにならないようにするのに気を使いますね。」
なるほど…でも、気を張りつめすぎる一號くんをリラックスさせるにはとてもいい効果がありますよね!

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力入りすぎ!

パンチで壁を打ち抜いて逮捕、というのは実際にあった話なんだそうです。「まっさかあ〜」というようなことも実際に起こっていて、その取材をされている小森先生に毎回脱帽。
さすがに実際のコンクリートの壁だとケガをしてしまうので、またしても美術さんが作ってくれています。とは言っても、それなりの厚さ、強度がありますし、ケガをしないように打ち抜けるか、同じ素材でテストしてみます。

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NPSとして初出動

一度でキレイに打ち抜けた向井さん、お見事!アクション指導の先生が横についていらしたのですが
先生「すごいですね。腕、痛くないですか?」
向井さん「大丈夫です。」
監督「腕、どこまで突き出せます?画的に犯人の顔を思い切り殴って、ふっとばしたいんですけれど。」
向井さん「突き出せというなら肩が着くくらいまでどこまででも。むしろ、雰囲気でどこらへんがいいか止めてください。」

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どこまで腕入れます?

実際に開いた穴を見て、思ったより小さかったようで、まわりを自分で削って穴を広げる向井さん(笑)。
監督「実際にやってみたら、壁の向こう側は見えないかもしれませんね。」
向井さん「でも、サーモグラフィーでそこに人質がいることはわかっているんだから、声をかけてあげたいです。」

そうか、そうですよね…被害者の方の心理、安全に暮らしてきたHPスタッフには簡単にわかるものではありませんけれども、その不安たるや相当なものなのでしょう。守る人・一號として向井さんの行動、セリフとしてとても温かいな、と改めて感じました。

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少しでも安心させてあげたいから

アクションでパンチの強さを感じさせるのは、殴るほうはもちろん、殴られたほうの人の首の振り方なんだそうです。とは言っても、よくある「殴られる」シーンと違って、相手のアクションが見えませんから、タイミングを合わせたりそもそも位置を合わせるのも一苦労!

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こうくるから、こう傾けて

吹っ飛ぶところは、なんとワイヤーアクション!ワイヤーをつけて先生たちが引っ張ってくれます。
先生「自分で飛ぼうと思わなくていいですよ。むしろ力抜いてまかせていて下さい。」
演じている皆さん、指導の先生は大変ですけれど、そうなんだ、いろいろなアクションがあるんだな、と近くで見ていてとても楽しいです!でも、一番楽しいのは、それらが繋がって、ひとつの映像となったときです。この先もさまざまな事件が起こり、誰かを守るためのアクションがたくさん登場しますので、どうぞお楽しみに!

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見えないからちょっと怖い

事件解決に最前線に立ったNPS。高橋務さん演じる梶尾さんのパートナー・ポインター3号、警察犬と違って「警備犬」と言います。特殊な訓練を受けている優秀な子ですが(ヤマトくんと言います)、実はまだまだ甘えたい盛り、ドアを破って入るための準備をしている高橋さんに甘えてしまって、撮影に意識を向けるため、目線の先にはボールが欠かせませんでした☆

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遊んでくれるの?

副官・速田さん役の平山浩行さん、香椎隊長とは違うクールさでチームをまとめあげてくれています。まさか窓から突入して犯人確保に向かうとは…向井さんだけでなく、NPS、SATとも皆さん背が高いのであまり意識していなかったのですが、突入前の準備でベランダの柵を楽々と超えていく平山さんを見て「足長いなあ」とため息が出てしまいました…

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作戦立案も得意です

そして元SAT隊員だったという香椎隊長。一体、中丸隊長とどんな対立があったのか。「人質はもちろん、犯人も絶対に死なせない」、この信念を掲げる香椎隊長、大森南朋さんは「頼れる兄貴」とインタビューでお話しされていましたが、NPSは本当に家族のようなチームです。

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頼りがいあります!

チームワークでそれぞれの役割を果たすNPS、SATから見ればそれは「ぬるい」だけ。でも人質だけではなく犯人も、そして隊員も生きて帰れなければそのミッションは終わらない。
こぶしは力を入れて握れば、さらに力を増していく。NPSもきっとそういう存在。少数精鋭、それぞれの力が集まり、ひとつの「こぶし」となって大切なものを守っていく。まわりを巻き込んでいく一號のこぶし、蘇我に「S」と認めさせることが出来るのか!?

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