早瀬陸

妻・夏海、息子・拓海、母親・良子と4人で「ハヤセ洋菓子店」を営むパティシエ。2年半前に妻が失踪したが、健気にたくましく成長する息子を鼓舞し、体の不調を持つ母親を気遣いながら明るく家族を勇気づけている。その原動力はただただ“家族への愛”。そんな中、判明した妻の死。さらに身に覚えのない妻殺しの罪を着せられた。自身の潔白を証明し真犯人を見つけ出すため、愛する家族と過去を捨て、事件を捜査している刑事・儀堂の顔に変わる=“リブート(再起動)”を決意する。