財部 登/中村橋之助

日銀総裁。
東大時代は佐一郎と同級。佐一郎の自動車産業に端から反対する気難しい雰囲気の男。
異例の若さで日銀の総裁になると、GHQ を様々な方法で懐柔し、日本経済を守ろうと試みる。
インフレ抑制のために金融引き締めを決意。その結果、日本経済は持ちこたえたが、多くの倒産と失業者を生む。日本経済を救うためと、自分の選択を信じる。