日曜劇場 「GM〜踊れドクター」

日曜よる9時

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(写真)

患者:滝広美和子(40)

原因不明の微熱、腹痛、咳に悩まされ、名峰病院へ。その途中で追突事故を起こしてしまう。
既往歴は、特になし。

患者、腹痛を訴え名峰病院にやってきた際に、追突事故を起こし頭部から出血し、救急へ運ばれる。
しかし、CT検査にも異常がみられなかったため、もともと受診を希望していたソウシンへ。

担当となった玲奈が、エコー(超音波検査)を行う。
患者の右下腹部に“小さなみみずばれ(ひも状の腫れ)”が見つかる。
はっきりとした所見はないが、虫垂炎の疑いが浮上。

診察中に、患者が意味不明のフレーズを口走る。
後藤、患者が脳に“CTには映らない何らかの損傷”を抱えていると判断。ウェルニッケ失語症の疑いを持ち、MRI検査を指示。虫垂炎の疑いも拭えないが、薬を処方しているため、まずは脳の疾患の確定を急ぐことに。

MRI検査の結果、脳に異常は見られず。
患者は、ここへきてやっと自分が入院していることを自覚したものの、まったく普通の状態に戻る。
しかし、後藤は「絶対に脳に異常があるはずだ」と主張する。

患者が咳き込み、呼吸困難(胸の苦しみ)を訴える。
サチュレーションが89だったため、カニューレをつけて胸部CT検査を行うことに。
しかし、胸部CTの結果、肺にも問題は見つからず、患者は激怒。

会話も普通に戻り、文字も読める患者だが、「携帯電話だけかけられない」状態だと判明する。
後藤、患者の左頭頂葉に何らかの問題が生じて観念失効になっていると断定。
再度MRI検査を行うが、収穫はなし。

患者、すっかり普通の状態に戻る。携帯電話も使用できるように。

玲奈との会話中、患者に“他人の手兆候(エイリアンハンドシンドローム)”が現れる。
後藤、患者が脳梁にダメージを受けていると悟る。

再びMRI検査を行う。予測通り、脳梁に脳梗塞が見つかる。だが、まだこれまでの症状に説明がつかないことも多く、ソウシンメンバーは安堵することができない。
最初のウェルニッケ脳症から辿ってみると、脳梗塞の起きるタイミングがどんどんと早まっていることから、次の脳梗塞が脳幹付近で起これば患者が死ぬ可能性も浮上。

脳梗塞の原因を突き止めようと、頚動脈エコーと心エコーを行うが、どちらにも問題は見られず。

玲奈、患者に妊娠しているかどうかを尋ねた際、「ピルを飲用していたが、足がむくんだからやめた」と言っていたのを思い出す。後藤は、ピルで足がむくむのはよくあることだが「ある日を境に突然むくみ出す」というのは、急に血の凝固を亢進させる“別のなにか(要素)”が加わったからではないかと推測。凝固マーカーを指示。

後藤の読み通り、患者の血液が「凝固亢進状態(血液が異常に固まりやすい状態)である」と判明。
凝固亢進状態が起きる原因は、悪性腫瘍自己免疫疾患のどちらかである可能性が濃厚。

院長室に呼ばれた氷室、無駄な検査を重ねて経営を圧迫させていると責められ、検査中断を迫られる。曽根、患者を翌日の午後に脳外科へ引き渡すよう、氷室に言い渡す。
それを受けたソウシンメンバー、患者に脳幹付近で脳梗塞を起こす可能性があることから、各々が患者の病状を特定するために必死で奔走。玲奈、患者にヘパリンを投与。

後藤、玲奈に対し「病気を単体で考えるな。すべての病状はつながっている」と助言。
玲奈、当初に抱いた患者の“虫垂炎疑い”を晴らすため、深夜に美和子の病室を訪れる。患者の腹部と右胸から、当初、右下腹部にみられたアレルギーのような“みみずばれ”が見つかる。
後藤、患者の身体に見つかった腫れは「アレルギーではなく血栓性静脈炎」と断定。胸と腹に出ていることから、身体のあちこちにできる遊走性血栓性静脈炎であると判断する。

Fire!!!

「これ以上検査をするな」と言われている状況下で、後藤は玲奈にヘパリンの投与をギリギリまで増量するように指示。数時間後、玲奈が患者の尿に血が混じっているのを見つける。


ヘパリンの投与量を元に戻し、腹部CT検査および泌尿器科へのコンサルを要請。

<最終的な診断結果>腎臓癌(尿路系の癌によるトルソー症候群)
トルソー症候群」とは、癌によって血液凝固状態が身体のあちこちに起きる症状のこと。しかし、血液凝固異常は“出来ては消える”ためMRIには映らず、ソウシンメンバーはなかなかその正体を特定することができなかった。患者が呼吸困難になったのは、血液凝固以上によるび慢性微小肺塞栓症のため。虫垂炎らしき痛みは、腹部の血栓性静脈炎からくるものだったと判明。
遊走性血栓性静脈炎は“癌に合併している”ことが多いため、通常であればすぐ腹部CTにかけるだが、ソウシンではこれ以上検査を重ねることを禁止されていたため、苦渋の末に後藤は「ヘパリンをギリギリまで増量する」という手を使うことに。こうすることで、「癌のあるところから出血する可能性」に賭けた。

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