2018.6.17 OA
#37 中村明久
69歳 活版印刷所 主人

100年以上の歴史を持つ活字店を守る5代目。
やさしい風合いを生かした名刺などを作り続けている。

コミュニケーションなんですよ、
人と人とが接して物を作っていく。

昭和の終わり頃かな、
印刷屋さんが廃業っていうか・・・。
技術もどんどん革新していって、
活版が廃れちゃったんだよね。
それで、もう印刷屋さんは、
ほとんど廃業しましたね。

それが、若い人が活版の良さを見直してくれた。
コミュニケーションなんですよ。
人と人とが接して、物を作っていく。
メールでのやり取りじゃ、中々ね
顔が見えないしさ。
だから、対面で打合せをする中で
ひとつの物が生まれる。そんな感じがする。

うちにある活版は遺産みたいなもの。
この遺産をいかに活用するか。
できるだけ長く皆さんに愛されたいね。