八雲響(内科医・DMAT隊員)/大倉忠義

1年前まで有栖川総合病院ERの医師として働いていたが、運び込まれた妹を自分の判断ミスから植物状態にしてしまう。その後悔から内科に移り外来患者だけを診察するようになり“外来さん”と呼ばれている。妹の治療費を捻出するためだけに医師を続けており、眠り続ける妹の近くにいるために病院で寝泊りしている。殆どの同僚は気づいていないが彼の観察眼は繊細で鋭い。