日曜劇場『DCU』

2021年11月10日(水)

出演者情報

『DCU』に佃典彦出演が決定!
阿部寛演じる新名隊長が最も信頼する直属の上司で
「DCU」設立のキーパーソン・佐久間部長を熱演!
いぶし銀の演技に注目だ!!
TBSが来年1月からの日曜劇場枠(日曜よる9時)で放送する『DCU』。水中の捜査に特化した架空の組織「DCU(Deep Crime Unit)」を舞台にしたオリジナルドラマで、水にまつわる事件・事故とそこに隠された謎に迫るウォーターミステリーだ。「DCU」は、Deep Crime Unit(潜水特殊捜査隊)の略称で、海上保安庁に新設された水中事件や事故の捜査を行うスペシャリスト集団。彼らの使命は、従来の海上水域だけでなく警察の捜査では困難な「危険極まりない日本全国の河川や湖」など、あらゆる水中に潜り隠された証拠を探し事件を解決すること。“水中未解決事件を解明すること”が彼らのミッションだ。四方を海に囲まれ河川や湖、人工の水場も多い日本では遺体を水中に投棄・隠ぺいするなどの事件が数多く発生しているが、地上の事件に比べ解決率は低い。それは解決には多くの危険や困難を伴うからだという。もし水中事件や水難事故に特化した世界レベルの精鋭スキューバダイバー捜査官が存在したら? そうなれば、水中事件捜査の進捗と国内の治安を飛躍的に向上させ、日本の将来に明るい光を灯す強力な組織になるだろう。

このたび、海上保安庁の警備救難部部長・佐久間雄二(さくま・ゆうじ)役で佃典彦の出演が決定した。佃は演劇の脚本・演出を手掛ける劇作家として活躍しながら、俳優としても活動している。

そんな佃が本作で演じる佐久間部長は、警備救難情報課の出身で新人時代の新名(阿部寛)を育て上げた直属の上司。新名が最も信頼する人物である。海保上層部からの信頼も厚く、佐久間の進言によって「DCU」の発足が実現し、新名が隊長に選出された。設立の立役者ゆえ「DCU」の成功が自身の出世に直結している。そのために最も信頼している部下・新名を隊長に推薦したという側面も持つ。捜査の最前線ではなく権力構造の中で「DCU」のために動く佐久間部長の活躍に注目だ!


本作はTBSがケシェット・インターナショナル社およびファセット4メディア社と共同制作するオリジナルドラマである。TBSテレビとケシェット・インターナショナル社が2019年に締結した「ドラマを共同開発・制作」する契約に基づく作品の第1弾。 ケシェット・インターナショナル社は、世界的大ヒット作『ホームランド』で知られるイスラエルのテレビ局「Keshet12(ケシェット12)」をグループに持ち、ハリウッドでも活躍する世界との太いパイプを持つ総合メディア会社。代表作『ホームランド』は『24-TWENTY FOUR-』シリーズを手掛けて世界に名を馳せたスタッフが再集結して制作したドラマで、2012年のエミー賞・ゴールデングローブ賞を総なめにした大ヒット作。第8シーズンまで制作され、世界中に広くファンを抱えるサスペンスドラマである。ファセット4メディア社は、「DCU」のIPホルダーでありカナダを中心に世界市場に向けた革新的なテレビシリーズの開発、制作、配信を手掛ける制作会社。今回TBSと共同で開発・制作するドラマは、日本国内のみならず海外展開も視野においている。世界を見据えた新しい“潮流”にも注目だ!

コメント

佃典彦さん

僕なんかを名古屋から呼んでいただいてホントにありがたいですし、光栄だと思っています! 最初にこのお話を聞いたときは、どういうドラマになるのか全く想像できなくて。怖いというわけではないんですが単純にワクワクというわけでもなく、何か壮大な“わけのわからないもの”を目の前にしてたじろいでいる感じでした。ただ、台本を読んでみたら架空の組織なのにすごくリアリティを感じて。実在してもおかしくない描かれ方をしていて話の展開も早いのでワクワクしながら台本を読み終えました。僕が演じる佐久間は「DCU」を支える立場なので、この組織と阿部寛さん演じる新名隊長をはじめ隊員のみんなを愛するところから役作りを始めました。そしてこの「DCU」という組織にまるで親のように愛し励まし叱咤することができたらいいなと思っています。
阿部さんとは先日初めてセリフのやり取りを交わしたんですが、想像通りというかテレビで見ていた通りというか、身体も大きいし迫力ありますよね。目ヂカラも強いしまっすぐ視線が飛んでくる感じ。それを僕が真正面から受け取るときもあるだろうし、ちょっとかわしたり押し返さなければならないこともあるでしょう。そういうやりとりを楽しみにしています。
このドラマは台本が非常に面白いというか、後半どうなっていくのか僕自身もすごく興味があります。いま僕が「この人はどうなっていくんだろう」「あの件はどうなるんだろう」とワクワクしているのと同じように、視聴者の皆さんにも楽しんでいただけたらうれしいなあと思っております。

伊與田英徳プロデューサー

どんなに不可能だと思われる役も、可能にしてしまう。そんな頼もしい兄貴肌の役者さんです。しかも、さらにリアリティーが増すんです。今回、「DCU」という、水に特化したエリート集団を作ったという、架空の役柄にリアリティーを吹き込めるのは佃さんしかいらっしゃらないと思いオファーさせていただきました。先日のクランクインの時には、海保の部長にしか見えませんでした。阿部さん演じる新名の上司として、どんなお芝居をみせていただけるのか楽しみでなりません。佃さんはご自分で作・演出している劇団の主宰もされていて、実は岸田國士戯曲賞も受賞されている方なんです。そんな方に、台本の内容を評価していただいて大変うれしく思います。今後の展開、佃さんがおっしゃったように、皆さんにワクワクしていただけるように頑張っていきたいと思います。

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