丸川貴久(まるかわたかひさ) (36) 青木崇高

東京地方検察庁・検察官。大友検事の右腕と称される検事。大友を師匠として仰いでおり、彼の手法を見事なまでに引き継いでいる。有罪判決を勝ち取ることに激しい執着心を抱いていて、被告人を尋問する際は数十手先までやり取りを読み、詰め将棋をするかのように被告人を追い詰める。「被告人が無実なら、証言に矛盾はないはずだ」 と考えており、検察側の仮説を立証するためならほんの些細な証言の綻びであろうと徹底的に利用する。これまで刑事事件で敗北した経験はなく、検察庁では若手のホープとして将来を嘱望されている。